
2026年9月4日、HTT実践推進ナビゲーター等事業では、第4回HTT実践セミナー「取引先から求められるCO₂排出量対応―いま企業が準備すべき情報整理とデジタル化」を開催しました。
講師には、富士通株式会社 Global Solution Business Group Uvance Strategy&Transformation Unit SX/ESG Strategy Lead シニアマネージャーの永野友子氏をお迎えし、サプライチェーン全体で脱炭素対応が進む中、取引先からのCO₂排出量依頼への備えや、排出量情報を継続的に整理・管理するためのデジタル化についてご講演いただきました。
本レポートでは、当日の講演内容をグラフィックレコーディングとともに振り返ります。

サプライチェーン全体でGHG排出量の把握・削減が求められる背景と、Scope1・2に加え、上流・下流を含むScope3まで捉える重要性を解説。自社だけでなく、サプライヤーや取引先と連携して取り組む必要性が示されました。

取引先から排出量の回答を求められた際は、依頼内容を整理し、まずは回答できる範囲から対応することが重要です。また、削減努力を反映しやすい一次データの活用や、企業間でのデータ連携に向けた考え方も紹介されました。

回答のたびに情報を集め直さないために請求書や使用量などのデータを継続的に収集・整理し、再利用できる状態にすることが重要です。社内の役割分担やデータ管理基盤を整え、取引先対応を削減実践につなげる視点が示されました。