東京都が目指す2030年カーボンハーフ達成や、国の大手企業を中心とした情報開示基準の策定など、脱炭素の波はサプライチェーン全体の話として、中小企業にも確実に押し寄せています。しかし「何から始めれば…」と戸惑う声も少なくありません。本セミナーでは、これらの環境の変化を経営課題ととらえ、どのように現場に展開するかについて情報を提供します。
実際には、Scope1・2の算定や中小企業向け環認定制度など、“実現可能な”アクションを、その利用シーンなども踏まえて専門家よりわかりやすく紹介します。また簡易算定ツールによる具体的な算定の方法やエネルギー合理化の活動事例のご紹介も交え、経営と現場のギャップを埋める第一歩をご説明いたします。
第Ⅰ部 講演
1)なぜ“今”脱炭素が必要なのか?
2)“選ばれる会社”になるための目標設定
3)Scope1・2排出量の算定の実際
4)エネルギー削減の事例紹介
5)質疑応答
第Ⅱ部 東京都のHTTの取組・支援策のご案内
1)東京都のHTTの取組について
2)HTT支援策のご案内
★ご来場特典★
セミナー終了後、HTT実践推進ナビゲーターが東京都の助成金・補助金に関するご相談を受け付けます
経営と現場のエネルギー問題をつなぐ“翻訳者”として、明日から動ける脱炭素の取組を支援。
Scope1・2排出量算定やSBT for SMEs等の目標設定、再エネ導入の実行支援まで、都内中小企業に向けて“経営と現場の橋渡し”を行う。
■資格
技術士(電気・電子部門)、エネルギー管理士
■経歴
・1982年東北大学工学部を卒業
・1986年よりヤマハ株式会社にて半導体プロセス開発、クリーンルーム建設等経験
・1999年よりTDK株式会社にて電子部品の設計・開発に従事し、2007年より同社において企業の環境戦略、目標のグローバル展開、工場省エネ活動支援を担当
・2024年より合同会社桑島技術士事務所にて様々な環境支援活動を行う